□ふるかはひでたか個展 "浜辺のカケラ〜器、島のかたち" _FURUKAWA, Hidetaka solo exhibition

2007年11月24日[土]ー12月24日[月]
13:00-21:00 [土・日・月曜日のみOPEN]
ふるかはひでたか
1968年 刈谷生まれ
1994年 東京芸術大学大学院 壁画専攻修士課程修了
個展
1991 「古川英隆展」アートスタジアム309(京都)
1994 「仮面の王」 県立つくば美術館(つくば)
1995 「テストピース」 壁画廊 (取手)
2002 「道具㈼/純粋手段」 ウエストベスギャラリーコヅカ(名古屋)
2003 「日記〜忘却のカタチ・未知のカタチ」 ウエストベスギャラリーコヅカ(名古屋)
2004 「あした・きのう」 ウエストベスギャラリーコヅカ (名古屋)
2004 「知恵の樹」 ギャラリーアルテ (丸亀)
2005 「ふるかはひでたかの仕事」 ギャラリー アルテ (丸亀)
2005 「物語」の解体と再生 ギャラリー アルテ (丸亀)
2006 Richard *Richard ギャラリー アルテ (丸亀)
グループ展
1992 「parks of works」 ギャラリーサージ(東京)
2000 「The Library 2000」 ギャラリーアートスペース ほか(東京 他)
2000 「5個のアート」 ウェストベスギャラリーコヅカ(名古屋)
2001 「弐千壱年睦月展」 ウエストベスギャラリーコヅカ(名古屋)
2002 「弐千弐年睦月展」 ウエストベスギャラリーコヅカ(名古屋)
2002 「掌 8」 レントゲンヴェルケ(東京)
2003 「弐千参年睦月展」 ウエストベスギャラリーコヅカ(名古屋)
2003 「108」 イセ文化基金NYギャラリー(ニューヨーク)
2004 「弐千四年睦月展」 ウエストベスギャラリーコヅカ(名古屋)
2004 「縁起物 connection」 ギャラリー アルテ (丸亀)
2004 「アロッターバ展」 ギャラリーアルテ (丸亀)
2005 「弐千五年睦月展」 ウエストベスギャラリーコヅカ(名古屋)
2005 どんぐりひろばプロジェクト 市政資料館 及び 市内各所 (名古屋)
2006 記憶の集積を創造の海へ 笠島伝統的建造物群保存地区 旧真木邸 (塩飽・本島)
2006 「EXTRA NUMBER」 AIN SOPH DISPATCH(名古屋)
■ 浜辺のカケラ 〜 器, 島のかたち
「記憶のカケラ」
瀬戸内海、本島を訪れたときのこと。僕は波打ち際を歩いていた。 浜では、貝などに混じって、陶片が波に洗われているのを目にした。幾つかそんな陶片を手にとって、これらは島で使われた器か…それとも流れ着いた陶片だろうか…と想像を巡らせる。
土を捏ねて空間を抱えさせ器とする。これは数千年前からずっと続いてきた。この陶片たちも、恐らく異なる時代に別々の土地で作られ、様々な人の暮らしの中で、それぞれに物や思いを収めてきた器であったことだろう。土から作った器が、幾多の手を経て砕けたのち、今また島の浜で土に帰ろうとしている。なんだか眺めているうちに、暮らしであるとか歴史といった、島を内から外から形作ってきた営みの「記憶のカケラ」たちが浜に寄せ、島の輪郭をなぞっているような、不思議な幻想にとらわれた。
そして、この陶片たちを呼び継いで、新たな器を作ってみようと、いつしかそんな思いつきに取り付かれた。忘却過程にある記憶を継ぎ合わせる。なんだかこの思いつきが、新たな島の歴史を編むことに近いように思われたのだ。記憶のカケラでできた新たな器は、きっと島の姿を反映するにちがいない。
「プランのカケラ」
思いつきからほぼ一年、6つの島の浜を歩いて、陶片を集めた。出来上がった器はそれぞれ、そのまま島の名を冠する。また今回の展覧会では、器に利用しなかったカケラを用い、島の形をかたどった写真作品も併せて製作する。
ふるかはひでたか